『芋虫』のようだが、『芋虫』には遠く及ばず。。。 映画『キャタピラー』ネタバレ感想
若松孝二監督の訃報を聞き、そういえばかなり話題になったのにまだ観ていなかったな〜と思い手にした本作『キャタピラー』。 僕は長崎の出身で、幼い頃からよく聞かされていた原爆の話がトラウマのようになっていて、「戦争映画」というジャンル自体が結構苦手。 そういう苦手意識と闘いながら観た本作ですが、、、う〜ん・・・。...
View Articleディズニーの帰還。おかえり!ディズニー映画!! 映画『プリンセスと魔法のキス』ネタバレ感想(※長文注意)
これは声を大にして言いたい。 ついに、『ディズニー映画』が世界に帰ってきたのだ! あえて、“古き良き”という言葉は使いませんが、5年ぶりのジョン・マスカー&ロン・クレメンツの復活。 そして、同じく5年ぶりの「手書きアニメーション」の復活。 その2点だけを見ても、この作品は5年ぶりの純血のディズニー映画なのだ。 いやー、本当に待っていました。...
View Articleこんなチームはイヤだ。 映画『インセプション』ネタバレ感想
感想を一言で言ってしまえば「よくわからなかった」という感じ。 正直、開始10分で「うーん、まったくわからん!」とサジを投げたくなる展開で、基本的にはまったくついていけなかった感すらあります。 背景に綿密な設定があるのは理解できるし、それをちゃんと理解したうえで観ると納得がいくのかもしれないんだけど、いやいや「“映画内で”、もうちょっと説明してくれよ!」といいたくなってしまって。...
View Article“無垢であること”の恐ろしさ。 映画『白いリボン』ネタバレ感想
『死ぬまでに観たい映画1001本』から、ミヒャエル・ハネケ監督作品『白いリボン』。 ハネケ監督と言えば、『ファニーゲーム』『ピアニスト』など、良い映画なのは間違いないけど、後味がすげぇ不快!という印象のある監督。 そして、本作『白いリボン』もまあ、なかなかドギツイ後味を残す映画でした。...
View Article映画通ぶってカッコつけたいので大きな声では言えないけど、この映画100点です! 映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』ネタバレ感想
僕が映画を観る上で参考にしている書籍『死ぬまでに観たい映画1001本』から、『ハングオーバー』を観ました。 感想はアップしていなかったものの、僕は以前すでにこの映画を観ていて、今回2回目の鑑賞となったわけですが、まあやっぱり何回見ても超おもしろい映画です!...
View Article異文化コミュニケーションのきったねぇ真実。 映画『第9地区』ネタバレ感想
名画のバイブル『死ぬまでに観たい映画1001本』より、『第9地区』の感想です。 イキナリですが、僕はこの作品がすげー大好き。 公開当時映画館で観たんですが、友人の結婚式に参加し、2次会、3次会と経た後、“始発までの時間つぶし”のために六本木のTOHOシネマのスーパーレイトショーでの鑑賞で。...
View ArticleWar is a “Addicitve” Drug… 映画『ハート・ロッカー』ネタバレ感想
本作と同じキャスリン・ビグロー監督作品『ゼロ・ダーク・サーティ』の感想の時にも同じような文章を書いた気がしますが、僕は戦争映画が苦手です。 「苦手苦手」と言いながら映画を観ているうちに、少しは慣れてきたような気もしますが、やはり長崎出身で幼少のころから戦争体験を聞かされて育った影響があるのか、なかなか根深い抵抗感があります。...
View Article一分の隙もなく美しい映画。 『ぼくのエリ 200歳の少女』ネタバレ感想
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、『ぼくのエリ 200歳の少女』を観ました。 この映画は、僕にとってはすでに3度目の鑑賞で、公開時には見逃してしまったんですが、評判を聞いてDVDで鑑賞し、思いっきり夢中になってしまって。 その後、原作の『MORSE(モールス)』を読み、さらにクロエちゃん主演のリメイク版は映画館で鑑賞、と、非常に個人的な思い入れは強い映画です。...
View Article蛇足なエンディングが超もったいない! 映画『月に囚われた男』ネタバレ感想
前々からよく名前を聞く作品ではあったものの、縁が無かったのか今まで見る機会のなかった本作『月に囚われた男』。 よくよく調べてみると、“邦題とジャケットが超ダサいにも関わらず中身は超おもしろい!”でおなじみのSF映画『ミッション:8ミニッツ』のダンカン・ジョーンズ監督にとっての長編映画初監督作品ってことがわかりまして。 そりゃあ期待できるぞ!ってことで、ようやく観ることになりました。...
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